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PDAを活用した連携型教育支援システムの開発」の中間成果発表


ジャスミンソフトでは、総務省所管の平成21年度「戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)」に採択された「PDAを活用した連携型教育支援システムの開発」の中間成果報告会を開催いたします。

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セミナー詳細情報

このSCOPEは、ICT分野におけるイノベーションを生み出すことを目指し、平成14年度からスタートしたものです。 総務省が定めた戦略的な重点研究開発目標である「UNS戦略プログラムII」を実現するため、国際競争力の強化、国民の安心・安全の確保、地域の活性化な どに貢献して豊かなユビキタスネット社会を築くための研究開発を支援しています。

今回発表する「PDAを活用した連携型教育支援システムの開発」は全国から294件の応募(採択54件)があり、地域ICT振興型研究開発の分野で採択さ れたものです。

研究開発の概要は以下の通りです。

研究開発の目的

  沖縄の大学や専門学校などの教育機関には、離島地域や県外からも多くの学生が入学しており、近年指摘されている学生の質の低下の問題を解決し、優秀な人材 を育成するには大学だけでなく家庭を含めた社会全体で取り組む必要があります。

このためには教育現場における出席簿などのデータ管理において、無線LANに対応した携帯端末を活用することで情報の流通性を著しく向上させるとともに、 蓄積された出欠データを分析して留年や退学を防ぐための早めのケアに繋げることも肝要です。 なお、本事業では教育現場のデータ管理に係る以下の課題に留意し、携帯端末を活用することで出席管理、授業アンケート、学生生活などを一元管理して、学校 ‐家庭間の情報共有が簡便に行える教育支援システムの開発を行います。

  • 学生、教員、保護者、事務局からの視点によって管理されるため、管理作業が煩雑。
  • 学校-家庭間の学生の生活に関する情報共有がこれまで以上に必要。
  • 沖縄のような島嶼地域ではWebサービスなどを通して迅速な情報提供が必要。

研究開発の内容

研究開発の内容は以下の通りです。

  • 教室での出席確認時点で、出席情報が自動的にデータベースに保存され、ほぼリアルタイムに関係者(教員、学生、保護者、事務部)で共有できる。
  • インターネットを介して離島地域などの遠隔地在住者もパソコンや携帯端末を用いて出席情報を確認できる。
  • 蓄積された出欠情報ならびに授業アンケート情報から学生が休みがちな講義を分析し、早い段階で個別指導へつなげ、留年や退学を防止する 枠組みを提供する。

研究開発のロードマップ

平成21年度中に、以下のシステムが完成しています。こちらを今回、デモを交えてご紹介いたします。

  • ユーザ(学生、教員、保護者、事務)登録システム
  • 講義登録システム
  • 出席簿管理システム
  • 授業アンケートシステム

平成22年度中に、携帯端末(携帯電話、iPhone、iPad)からのアクセス機能の開発、沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)における実験検証の実施と 実験結果のフィードバックを予定しています。

平成23年度以降に沖縄高専で運用を始め、並行して商品化を進めます。

セミナー名 PDAを活用した連携型教育支援システムの開発」の中間成果発表
講師名 ジャスミンソフト(贄代表取締役)、沖縄高専(兼城准教授)
開催日時 2010年 7月 7日  14時 00分 ~  15時 00分 
(受付開始:13:30)
定員 20名
会場 会議室 309
会場の連絡先 098-859-6234
所在地 沖縄県那覇市小禄1831番地1沖縄産業支援センター
受講料 0円
お支払い方法
申込締切 2010年 7月 6日 
準備するもの
キャンセルについて メールにてご連絡ください。 sales@jasminesoft.co.jp
備考
主催者 株式会社 ジャスミンソフト
お問い合わせ先 098-921-1588   [メールでのお問い合わせはこちら]

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