【主催者の思い】
 東日本大震災から約２年がたとうとしています。
 ２年前、日本全国に、世界全土に衝撃を与えた、東日本大震災。
 その被災者の方を沖縄にお呼びします、
 【東日本大震災から全国の人に伝えたいこと】というテーマで講演会を行います。
 
私たちはあの震災を忘れていませんか？
 あの震災から私たちは何を学べばいいのでしょうか？
 一年に一度。３月１１日がやってきます。
 私は当日震災をみて、会社を辞め被災地へ向かいました。
 2011年８月から９月まで約３週間、被災地で活動を行うとき、萬代さんに出逢いました。
 ご本人が被災を経験して１年も経過していないにもかかわらず、
 一言一言を丁寧に言葉を選び、全国の人に同じ悲しみを味わってほしくないと伝えようと懸命な姿に何度も涙しました。そして帰ってから絶対伝えたいと思いました。
 
その時、交わした約束。
 「ばんちゃん、自分がイベントする時必ず呼ぶからね。絶対呼ぶからね」
 
１年半年前の約束を、この日かなえます。
 私はこの震災で出逢った繋がりを一生大切にしています。
 あなたも当日ぜひこの会場に来てほしいと節に願います。
 ご一読くださいましてありがとうございます。
 
 

RainbowFactory代表　立花祐太郎
 

 
【講師の思い】
 震災を経験した事は、今でも哀しみが容赦なく襲って来る出来事で、これは生涯続く事であろうと思います。
 故にこのような哀しみを、全国の皆さんに味わって欲しくない。
 全国から「居ても立ってもいられない」と集まって来る、心優しき皆さんに、同じ哀しみを味わって欲しくない。
 強くそれを感じました。
 それからは、自然災害を甘く見ていた心を戒め、それは容赦なく簡単に人の命を奪い去って行くものだ、
 と言う事を広く皆さんに伝えているところです。
 命の大切さ、尊さを伝え、この震災によってこの国の人々が感じ得た、
 お互い様と言う精神を伝える事です。
 
【講師プロフィール】
 萬代 好伸氏
 
昭和３８年１２月４日生。
 
職業 アルバイト兼語り部活動。
 
震災前は（株）松林商事に勤務。
 
震災で解雇処分となり、震災後の混乱から落ち着きをみて（社）石巻災害復興支援協議会に、重機オペレーターとして限定雇用される。
 
平成２４年４月、雇用期間終了ののち、（社）PBV に限定雇用される。
 
平成２４年９月、雇用期間終了。
 
現在フリーの語り部活動を展開。
 
主な活動は、東日本大震災の復興活動の他、紀伊半島大水害や、九州北部豪雨災害などの復興支援活動も行う。
 
平成２４年１２月に、米国はニューヨーク市の方へ、ハリケーン”サンディ”による災害の、復興支援活動にも参加する。
 
これ迄に行った語り部活動は、神奈川県逗子市教育委員会、横須賀市立武山小学校。
 立教大学、明治大学、大阪経済法華大学学園祭、
 三井住友銀行、三菱商事、三越伊勢丹新入社員研修で、語り部を行っております。
 海上自衛隊横須賀基地
 
【主催】
 Rainbow Factory3/9実行委員会