ヴァンダナ・シヴァの「いのちの種を抱きしめて」

「スローシネマ」という言葉をご存知ですか？


“地域で「つながり」の場づくり、はじめよう”をコンセプトに、いのちや自然、人とのつながりを大切にし、食べ、共に生き、愛するという時間を大切にしたいという思いでNPO団体が始めたムーヴメントのひとつです。




今回紹介する映画「いのちの種を抱きしめて」は、科学者であり環境活動家のヴァンダナ・シヴァさんに焦点をあてたドキュメンタリーです。

私たち日本人は、３・１１東日本大震災とそれに続く福島原発事故で「ボトムライン(人類の最低限必要な条件)」は何かという問いをつきつけられました。
そして、その答えは、幼い子どもをもつ親たちが震災後に抱いた、祈りのような願いを表現されていたと思します。「贅沢はいいません。どうかこの子に、汚れていない、きれいな空気と水と食べ物をお与えください」
「生きる」とは「自由に生きる」ことに他ならない。
「パンか自由か」ではない。「自由のパン」を私たちは食べる。
ヴァンダナ・シヴァさんの「闘うエコロジー」には、愛と希望があふれています。

ツイート

チェックリストに追加するにはログインが必要です。